真田一族ゆかりの城を巡る旅
真田街道とは真田氏が統治した地を結ぶ街道の事で、群馬県の沼田城から
長野県の本拠、上田城を結ぶように敷かれています。
現在の国道144号、145号、120号のあたりになります。
車で回ると意外とすぐに周れてしまいますが、
遠方から公共交通機関で行き、バスや電車で城巡りをする人向けに
おすすめのルートをご紹介します。
- バス停長野駅
アルピコ交通長野・松代線(長野駅‐松代高校)約35分 660円
- バス停松代中町
徒歩約10分
- 真田街道6城松代城(長野県長野市)
徒歩とバスで約50分 660円
- 鉄道駅長野駅
ルート①しなの鉄道(小諸行)約45分 780円
ルート②JR快速しなのサンセット2号 27分 1080円
ルート③JR新幹線はくたか572号 11分 1470円 - 鉄道駅上田駅
徒歩10分
- 真田街道6城上田城(長野県上田市)
徒歩10分
- 鉄道駅上田駅
JR新幹線 約35分 3390円
- 鉄道駅高崎駅
JR吾妻線(万座・鹿沢口行、大前行など)約60分 860円
- 鉄道駅群馬原町駅
徒歩30~50分
- 真田街道6城岩櫃城(群馬県吾妻郡東吾妻町)
群馬原町駅に戻る。徒歩約30~50分
- バス停日赤病院(群馬原町駅前)
たかやまバス 中山本宿-原町ベイシア線(中山本宿行) 約36分 810円
- バス停五領口
徒歩約10分
- 真田街道6城中山城(群馬県高山村)
徒歩約20分
- バス停中山本宿
関越交通 中山本宿線 (中山本宿行)約35分 620円
- バス停北清水町
徒歩約15分
- 真田街道6城沼田城(群馬県沼田市)
徒歩約15分
- 鉄道駅沼田駅
JR上越線(水上行) 5分 189円
- 鉄道駅後閑駅
徒歩約40~50分
- 真田街道6城名胡桃城(群馬県利根郡みなかみ町)
周辺の遺構や資料館を見て回る場合は、
1日で全て周るスケジュールは非常にハードですので、
ホテル等のあるエリアで宿泊の予約をするのが良いと思います。

上田駅付近、長野駅付近はホテルもたくさんあるけど、それ以外のところはすごく少ないから事前に確認してね!
御城印や100名城スタンプの他に、
上田市と群馬県内の11市町村によるスタンプコレクションも開催されているようです。
真田街道ガイド
おまけ
最後に真田街道6城以外の、真田氏ゆかりの城をご紹介します。
紹介する3城はどれも上田駅を拠点に攻城するのがおすすめです。
洗馬城(長野県上田市)
真田氏最初の拠点と言われる城で、
真田幸隆が武田信玄から真田郷の領有を認められた際に支城として改修されたと考えられています。
戸石(砥石)城(長野県上田市)



上田平や北東の真田郷を一望できる位置にあり、
真田氏の外城として築城されたのがはじまりとされています。
村上氏と武田氏の間で激しい争奪戦が繰り広げられ、戸石崩れの舞台となりました。
その翌年、真田幸隆がこの城を落城させ、居城としました。
第一次上田合戦、第二次上田合戦にも登場しています。
真田本城(長野県上田市)




信玄に仕えて旧領を回復すると共に、東信濃や上野方面で活躍し、
この時期の本拠地は真田本城と言われています。
麓には真田氏館が造られました。
真田盆地の対峰には戸石城、更に周囲の峰々にも数多くの支城群が連なり、
盆地を取り囲む山城群の司令部的存在で、
幸綱・信綱・昌幸の三代に渡って本拠としたと考えられています。
縄張りが非常にわかりやすく、郭が簡単に確認できます。